何かと入用が多い年末年始。ここはひとつ、ビッグレースがめじろ押しの師走の競馬で、特別ボーナスをゲットしたいところだ。
そこで今回、『馬券術政治騎手名鑑2023 シン・タケユタカ』(双葉社)を12月22日に発売予定の競馬ライター・樋野竜司氏に、“爆穴の使者”となる5人の騎手を紹介してもらおう。
■中山芝が得意!
「まずは武豊騎手(53)。武騎手は、ひそかに中山芝を得意にしていて、中山芝での単勝回収率135%(11月20日時点)もあり、勝率も25%と高いんです」(樋野氏=以下同)
12月25日に行われる有馬記念でも、武騎手は外せないという。
「2017年以降、G1で前走の騎手から武豊騎手へ乗り替わった際の複勝回収率は138%。人気薄が見込めるので、たとえ武騎手でも2、3着に入れば高配当が期待できますよ」
武騎手の有馬記念騎乗成績は[3・8・2・18]。「武豊2着づけ」の馬券は、配当妙味を含めて面白そうだ。
■ホープフルSは三浦皇成騎手を
有馬記念後の12月28日にも、G1レースのホープフルSが行われる。樋野氏によると、このレースでの注目は、三浦皇成騎手(32)だという。
「一昨年のこのレースで、ランドオブリバティに騎乗するも、競走中止の憂き目に遭ってしまいました。今秋はJBCスプリントを、武蔵野S、東京スポーツ杯2歳Sと、立て続けに重賞を勝利するなど、好調をキープしています」
ホープフルSには、その東スポ杯2歳Sを制したガストリックで挑む予定で、戴冠の大チャンスだ。
「三浦騎手は過小評価されやすい。想定より人気にならないので、狙い目です」
■オススメの女性ジョッキーは?
続いて、G1以外の平場戦で注目すべき3人の騎手を挙げよう。