巨人・小林の年棒「2000万くらいにしないと」大久保コーチが苦言 ファンも苛立つ打撃不振の原因は

| リアルライブ
小林誠司

 野球解説者・高木豊氏(元大洋・横浜他)が6日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、巨人の大久保博元・一軍打撃チーフコーチが登場。巨人のプロ10年目・33歳の小林誠司にまつわる発言が話題となっている。

 今回の動画で大久保コーチは打撃指導で重視しているポイントや、気がかりに思っている巨人選手などを語った。その中で、近年は苦戦が続いている小林に苦言を呈した。

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 2013年ドラフト1位で巨人入りした小林は、昨季までに通算で「745試合・.208・15本・142打点」をマークし、ゴールデングラブ賞を1回(2017)、最優秀バッテリー賞を2回(2017,2019)獲得した経験も持つ捕手。ただ、2020年ごろからは大城卓三に正捕手の座を奪われており、2023年も現状では控え捕手という位置づけとなっている。

 その小林について、高木氏は「もうちょっと打ったらすぐレギュラーなのになって(思う)」と現状をもどかしく思っていると吐露。ただ、同コーチは高木氏に同調はしつつも「お金持ちの子どもかってくらい、危機感はないですよね」と、小林からはレギュラー取りへ向けた焦りや執念が今ひとつ感じられないと語った。

 小林は2020年シーズンに国内FA権を取得予定(実際の取得は2021年シーズン)だったこともあり、2019年オフに4年総額4億円(推定)の契約を結んでいる。今季が契約最終年となるが、大久保コーチは「あれ大間違いですね。2000万くらいにしとかないと」と、尻に火をつけるためにも年俸は下げるべきだったのでは主張した。

 「もう直んないのかな…直ってないですもんね今まで」と、長らく打撃不振が続いている状況を憂いた大久保コーチ。「人が本当は良すぎて、例えば解説者の意見も聞いてバッティングやっちゃうんだと思うんです」と周囲の助言を聞きすぎる節があるとした上で、「ホームランバッターをめざすスイングでいいんです」とあれこれ考えずにバットを振り切る、ボールを遠くに飛ばすことの徹底が打力向上には必要と持論を述べた。

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