2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』でもそのシーンが描かれた「曽我兄弟の仇討ち」。
そこで父の仇をとった兄弟のうちの兄・曽我十郎祐成(すけなり)には、愛する人がいました。その女性が、今回の記事でご紹介する「虎御前(とらごぜん)」という人物。
一体、どのような女性だったのでしょうか?
虎御前の生い立ち虎御前は、実在していたかどうかがはっきりとわかっていない人物です。伝説上の女性と考えられることもあります。『吾妻鏡』にも彼女が登場することから、実在の人物だとする説もあります。
そのため、虎御前の出自には諸説あります。