大学の医局が崩壊状態!? 現役医師がレポート

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大学の医局が崩壊状態!? 現役医師がレポート

医局という言葉を聞いたことがあるだろうか。

ここ数年で、医局を辞める医師が増えている。

今回は医局をドロップアウトせざるをえない現状についてレポートする。

医局は本社、病院は支店

病院に行くと、消化器内科や精神科などを受診する。

その科に所属している医師は、どうしてその病院にいるのだろうか。

実は、多くの大病院では派遣されてその病院に就職しているのだ。

派遣元が医局である。

医局は、それぞれの大学病院の各診療科ごとに1つある。

例えば、東京大学の消化器内科、というのが医局になる。

多くの医者はどこかの医局に所属しており、そこから医局に関係のある病院に派遣されているのだ。

専門科を決めるときに医局に入る

医師は、医学部を卒業して3年目に自分の専門とする科を決める。

その際に医局に入るのが一般的だ。

医局の大きさは、医局に所属している人数で決まるので、入ってもらおうと熱心に勧誘される。

医局に入った後

医局に入ったら、基本的に医局から命令された病院に就職する。

就職先の病院は、数年単位で変わる。

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