児童保護職員と偽り生後3週間の赤ちゃんを誘拐、31歳女が逮捕 状態をチェックすると嘘

| リアルライブ
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 世界ではさまざまな誘拐事件が起きているが、とある国では巧妙な手口で相手を信じさせ、子どもを誘拐した女がいる。

 アメリカ・オハイオ州で31歳の女が児童保護職員と偽り、女性から生後3週間の赤ちゃんを誘拐した。海外ニュースサイト『Mirror』と『The Daily Star』などが3月21日までに報じた。

 報道によると3月16日、女は女性と生後3週間の赤ちゃんが暮らす同州の家を訪問。児童保護サービスで働いている職員だと名乗ったという。女は児童保護職員の名札を身につけていた。女は「赤ちゃんの健康状態をチェックするために上から指示されて家を訪ねた」と説明。そして母親に赤ちゃんの状態について聞いたという。

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 母親は児童保護サービスが来ることなど一切知らず、心当たりもなかったため不審に思った。しかし女は赤ちゃんの状態のチェックが必要だと主張して、母親の腕の中にいた赤ちゃんを奪うような形で取り上げ、その場から去った。

 その後、母親は確認のために児童保護サービスに電話をかけたが、児童保護サービス側は母親の家に関する調査を行っていないと言った。事態を受けて母親はすぐに警察に通報。警察は捜査を開始した。なお、その場に父親がいたかは不明で、事件時、家には母親と赤ちゃん、3人の息子が家にいたそうだ。また女がなぜ、女性の家に生後間もない赤ちゃんがいることを知っていたのか、なぜ女性の家がターゲットにされたのかは分かっていない。

 監視カメラの映像から女が乗った車を特定し、赤ちゃんは現場から約65マイル(約104キロ)離れた場所で見つかった。赤ちゃんは女、そして別の21歳の男と一緒にいた。警察によると、事件が誘拐であると断定されてから2時間以内に赤ちゃんが発見され、無事だということだ。

 女は誘拐の罪で逮捕され、女と一緒にいた男は誘拐の共謀の罪で逮捕された。現在までに動機や女と男の関係は不明である。女と男はそれぞれ75万ドル(約9965万円)の保釈金を設定され現在、拘束されている。

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