追悼・ムツゴロウさん、畑正憲さんの驚きの動物愛と動物遍歴「男子よ。肉食男子たれ」金言も

| 日刊大衆
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 日本人に愛された“動物王国”の主が、この世に別れを告げた。

「“ムツゴロウ”の愛称で親しまれた畑正憲さんが心筋梗塞のため、4月5日に87歳で亡くなりました。福岡県に生まれ、東京大学で動物学を学んだ彼は、学習研究社に入社。在籍中の1967年に、『われら動物みな兄弟』(共同企画出版部)で作家デビューを果たしますが、他社からの出版を問題視され、学研を退職しています」(出版関係者)

 作家として動物との触れ合いをテーマに多くの作品を発表する一方で、71年には北海道に移住し、翌年、『ムツゴロウ動物王国』を“建国”している。

「自然の中で動物に囲まれて執筆を続けるうちに、仲間も増え、王国は拡大。そして80年、『ムツゴロウとゆかいな仲間たち』(フジテレビ系)という番組が生まれます」(民放関係者)

 同番組がヒットし、シリーズ化される中で、動物と無邪気に触れ合う畑氏の姿が注目を集め、“ムツゴロウさん”は世間に広く浸透した、双葉社月刊誌『EX大衆』で2011年7月号から2年ほど続いた畑氏のエッセイ『ムツゴロウのパンダはうまい』の担当編集者は、その人柄をこう語る。

「ムツゴロウさんは喜怒哀楽を、そのまま出される方でした。強く印象に残っているのは、ある日、都内の事務所に伺ったところ、机をドンドンと叩きながら、“ここのところ宇宙について考えていると、眠れなくなるんですよ!”と、興奮して話し出したこと。本当に子どものように興味の赴くまま、無邪気な方でしたね」

 同連載では、“ムツゴロウ的観点”から社会のさまざまな問題を筆で斬った。

 当時、流行していた「草食男子」に触れた回では、〈(精子に重要なのは)睾丸の温度さ。体温より低いと、男性ホルモンを出すように出来ているんだからさ。ブリーフよくないね。あまりピッチリした細いズボンをはかないこと。男子よ。肉食男子たれ。〉(12年10月号)

 東大で動物学に打ち込んだだけに、畑氏は性についても、てらいなく語った。

 自伝的恋愛小説を映画化した『ムツゴロウの結婚記』(1974年)でも、自身の経験が赤裸々に描かれている。

 現在発売中の『週刊大衆』5月1日号では、ムツゴロウさんの親しみやすい人物像が明らかに。

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