現地時間5月6日、イギリス・ロンドンのウェストミンスター寺院で、イギリス国王チャールズ3世の戴冠式が行われた。昨年9月8日にエリザベス女王が死去したことからイギリス国内で様々な変化が起きると考えられており、王家に関する注目が普段よりもさらに高まっている。
そこで話題になっているのが、2021年に99歳で亡くなった故フィリップ殿下による70年にわたるイギリスでのUFO目撃に関する研究「ロイヤルXファイル」だ。
2009年まで、英国国防省(MoD)はUFO現象を積極的に調査していたが、フィリップ殿下は1955年に叔父のルイス・マウントバッテン卿の家でレンガ職人のフレッド・ブリッグス氏から宇宙人との接近遭遇を聞いたことがきっかけで宇宙人やUFOに魅了されるようになったとされている。
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マウントバッテン卿は1955年にハンプシャー州ロムジーにある彼の領地で、奇妙な物体が着陸した、という公式報告書を書いている。
報告書によれば、「円盤型の機体が地上のすぐ上でホバリングしており、オーバーオールにヘルメットをかぶった奇妙な男が地上に降りてくるのを目撃した」と記されていた。この光景を間近で目撃していたマウントバッテン卿は「見えない力」によって自転車からたたき落とされ、地面に倒れた状態で動けなくさせられたという。
なお、この報告書が公開されたのは、1979年にマウントバッテン卿が亡くなった後だったが、国民を動揺させる可能性があったため詳細は隠蔽されたままになっているという。
この話をマウントバッテン卿のブロードランズ邸で聞いた後、フィリップ殿下はいたくUFOに興味を抱くようになったという。最新のUFO情報を得るために『Flying Saucer Review』というオカルト雑誌を購読し、UFO現象に関する軍の報告書にも目を通したという。
また、UFOに関する書籍も多く所有していた。
70年にわたってフィリップ殿下が調査していたUFOファイル「ロイヤルXファイル」は公開されるのか
2023.05.27 23:00
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