多くの患者やその家族は看護師を信頼して、患者の身体のケアを任せる。しかし海外ではそんな信頼を裏切る悪質な行為をした看護師がいる。
アメリカ・ペンシルベニア州で、40歳の看護師の女が、患者3人に致死量のインスリンを投与し、うち2人を死亡させた事件で女が逮捕、起訴された。海外ニュースサイト『Law & Crime』と『Sportskeed』などが5月26日までに報じた。
なお、インスリンとは糖尿病患者に注射として使用されるもので、血糖を下げる役割を果たす。必要としない人がインスリンを投与した場合、低血糖に陥る。
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報道によると、2022年8月31日、女は73歳の男性患者Aにインスリンを投与したという。患者Aは新型コロナウイルスに感染し隔離中だった。患者Aは血糖値が低下したが、病院の応急処置により一命を取り留めた。患者Aは女が退勤した2時間後に血糖値が低下し、発作を起こしている。ただ、この時点で病院側が事件性を疑い警察に通報したという情報はなく、特に捜査されていなかった。
最初の事件から約2カ月後の2022年11月20日、女は55歳の男性患者Bと、83歳の男性患者Cにインスリンを投与した。2人は投与から30分以内に低血糖の症状が表れ、その後、治療を受けたものの患者Bは12月4日に、患者Cは12月24日に死亡している。
なお、3人に投与したインスリンの量は不明だが、明らかに過剰な量だったそうだ。3人のうち患者Cのみが糖尿病を患っていた。
2022年11月の事件後、病院側はインスリンの投与を疑い警察に通報。捜査により2023年5月25日、女は殺人罪や殺人未遂罪、加重暴行、危険行為などの罪で逮捕、起訴された。
警察の調べに対し女は患者の苦しみを止めるために犯行に及んだと主張。コロナに感染していた患者Aに対しては「隔離されて困難な時期を過ごしており、患者Aから殺してほしいと言われた」と話している。また患者Bと患者Cに対しては「彼らの生活の質は悪かった。
看護師の女、致死量のインスリンを患者に投与し2人死亡「苦しみを止めたかった」と主張
2023.06.03 06:00
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