「餡全 餡心 治餡を守ろう」 京都「テロ防止啓発ポスター」のあんこ濃度が高すぎる→何故こうなった?考案者に聞く

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「餡全 餡心 治餡を守ろう」 京都「テロ防止啓発ポスター」のあんこ濃度が高すぎる→何故こうなった?考案者に聞く

次のようなポスターが、ツイッター上で話題となっている。

ポスター全面に「餡」が大きくデザインされている。思わず生ツバが出てくるような、迫力いっぱいの写真だ。

「餡全 餡心 治餡を守ろう」というキャッチコピーが、かなり強烈だ。「あんこで魔除け、邪気払い」というサブコピーも付いているが、いったいこれは......?

ツイッターにはこんな声が寄せられている。

「そそるポスター。今日のおやつは、餡系統のにしよう......」「ポスターの情報量に圧倒されましたが、結論今とてもあんこが食べたいです」「なんだか、あんこが最強という暗示にかかってしまった。笑」「餡子の圧つよめ」「血中アンコ濃度が満たされます」「これは、リツイート餡件ですね」

不思議なポスターである。いったいこれは何のためのポスターか? いつのまにか頭の中が餡だらけになってしまったJタウンネット記者は、「あんこはハートフルな食べ物 人間愛の象徴」という言葉の下に記されている「京都府製餡工業協同組合」に電話して詳しい話を聞いた。

テロ防止対策と、あんこのお菓子のコラボ

Jタウンネット記者の電話取材に応じてくれたのは同組合理事長の山梨茂彦(やまなし・しげひこ)さんだった。京都市中京区で製餡業を営む都(みやこ)製餡の会長だ。

話題のポスターを作成したのは、2023年3月だったという。

「京都府警さんから、G7サミットに備えて、テロ防止を啓発したいと、お聞きしたのが、きっかけでした」と、山梨理事長。「『テロ防止に役立つことを、何かやりたい』とおっしゃる京都府警さんの熱意に応えて、こんなポスターを企画してみたわけです」と語る。

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