阪神・岡田監督、怒りの打線改造? 不振助っ人に苦言連発、試合前の疲労対策も効果薄か

| リアルライブ
岡田彰布監督

 試合後、岡田彰布監督が“豹変”した(6月6日)。敵地での東北楽天戦は「1対4」で敗れた。しかし、豹変の理由は敗戦のせいではなかった。

 試合後、記者団の質問は、先発・村上頌樹の完投から始まった。調子は決して良くなかった。岡田監督は「完投させてんのに、何も悪うないやんか・」とかばった。しかし、初回の攻撃、一死三塁で打席に立ったノイジーが三振に倒れたシーンに触れた途端、フッと鼻で笑い、

 「立っといたら、全部フォアボールやんか。そんなんお前、何十回目よ。おん?」

 と、急に怒り出したのだ。

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 さらにこう続けた。

 「コンディション? そんなん関係ないよ。そんなん関係ないやんか? そんなんコンディション良かったら、みんな勝てるんか? そんなん関係あらへん。周りがそう思てるだけで、試合は勝つと思てやってるわけやから、そんなもん…」

 同日のノイジーは4打数ノーヒット。6月の打率を確認してみたが、0割5分だった。

 岡田監督は「ボール球に手を出している。しっかり見極めれば、全て四球で出塁できたのに」という見解だ。

 「ノイジーが日本のストライクゾーンに苦しんでいるとは、以前からこばしていました。ノイジー自身は否定していますが、外角のボール球に手を出したり、縦の変化球に苦しんでいる感も見受けられます」(スポーツ紙記者)

 オープン戦終盤、取材でグラウンドに下りてきた阪神OBに「日本のストライクゾーンに慣れていない」といったことも話していた。

 「慣れる」には場数を踏むしかない。岡田監督は3番で使い続けてきたが、この日の様子からして、ガマンの限界のようだ。

 もっとも、こんな意見も聞かれた。セ・リーグが交流戦を苦手とする理由にも繋がるのだが、同日はタイト・スケジュールだった。

 前日5日の月曜日、雨天中止の影響で千葉ロッテ戦が組み込まれ、その試合が終わったのは、午後11時すぎ。

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