ガーナ共和国視察団が鹿児島高専を訪問~下水汚泥を利用した肥料製造技術の開発・利用を研究する目的で、秘密保持契約を締結~

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独立行政法人国立高等専門学校機構鹿児島工業高等専門学校(鹿児島県霧島市 校長:上田悦子 以下「鹿児島高専」)と国立ガーナ大学基礎・応用科学校(校長:ボアテン=オンウォナ-アジマン氏 以下「ガーナ大学」)は、令和5年6月7日(水)に「覚書」及び「秘密保持契約」(以下「本契約」)を締結しました。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM4MDM5NCMzMTk5MTgjODAzOTRfZVZUR3ltZHdnay5qcGc.jpg ]
概要


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 現在、ガーナ共和国では水稲栽培を行うため、10万ヘクタールの農地開発を行うプロジェクトを計画しています。ウクライナ危機以来、肥料の値段は国際的に高騰しており、水稲栽培を行うための肥料をいかに安価に確保するかが課題の1つです。鹿児島高専では数年前から下水汚泥肥料と地域バイオマスを利用した肥料の開発に取り組んでいます。地域バイオマスを資源として活用することで環境に優しい肥料の誕生を目指しており、同時に環境問題の解決にもつながるものです。この下水汚泥を活用した肥料を使う事でコスト削減の効果もあり、ガーナ共和国の抱える課題の解決につながると期待されます。このような理由で、本契約はガーナ共和国側の強い要望により、下水汚泥と地域バイオマスを利用した肥料製造技術の開発とその利用を研究する目的で締結されたものです。

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