ガーシーもギャンブル依存症告白、主な症状と対策とは?

(写真はイメージです)

 有名人の暴露で一躍世間から注目を浴びたガーシーこと東谷義和さん。彼は自著「死なばもろとも」でギャンブル依存症を告白しています。ギャンブル依存症とは一体何なのか、どんな症状があるのか、また対策方法も含めて紹介していきます。

ガーシーも経験 ギャンブル依存症とは

 ギャンブル依存症とは、ギャンブルに対して強迫的な行動を取り、自分自身で欲求をコントロールできない状態に陥ってしまう精神疾患の1つで、WHO(世界保健機関)でも病気として認められています。

 このメカニズムは「アルコール依存症」「薬物依存症」など、私生活や社会生活に悪影響を与える様々な依存症と同じで、ギャンブルがしたい!という欲求を抑えられなくなります。

 ギャンブル依存症はあらゆるギャンブルが原因です。競馬や競艇、競輪、オートレースといった公営ギャンブル全般、パチンコ・パチスロ、カジノなど、お金を賭けて遊ぶ賭博行為は全てギャンブル依存症になってしまう恐れがあります。

ギャンブル依存症の具体的な症状

 ガーシーの自著「死なばもろとも」によると、寝ても覚めてもギャンブルのことを考えている、ギャンブルで負けたお金をギャンブルで取り返そうとするなど、自身をギャンブル依存症だと告白しています。

 まずはギャンブル依存症の具体的な症状について5つご紹介します。

・時間に関係なくギャンブルにのめり込む
・刺激や興奮を求めて掛け金が次第に増えていく
・ギャンブルを止めようと思っても止められない
・負けたお金はギャンブルで取り返そうとする
・嘘をついてギャンブル資金を借金する

 上記でもし1つでも当てはまる症状が見られた場合、すでにギャンブル依存症を引き起こしている可能性があります。

 ガーシーは「毎日ギャンブルをしとかないとアカン体になってしもうた」と自分自身でギャンブル依存症の症状を把握しているのにも関わらず、ギャンブルを止めることができなかったようです。

ギャンブル依存症にならないために

「私は少額しかギャンブルをしないから大丈夫」「ギャンブルは趣味の範囲だから心配ない」など、自分でコントロールできていたとしても、お金を賭けたギャンブルをしている以上、ギャンブル依存症は誰にでも起こり得る精神疾患です。

 それではギャンブル依存症にならないためにはどうしたら良いのでしょうか?人生を狂わせないためにもギャンブル依存症の対策方法を知っておきましょう。

・ギャンブル以外にのめり込める趣味に没頭する

 ギャンブル以外にのめり込める趣味に没頭することで、ギャンブルをしたいという欲求の抑制に繋がります。スポーツ、読書、ゲーム、旅行など、趣味は何でも構いません。とにかくギャンブルを忘れて熱中できる趣味を見つけてください。

 また身に付けたい何かしらの資格や技能を見つけ、その勉強に没頭するのもギャンブル依存症対策として非常に有効です。結果的にギャンブルする時間がなくなり、ギャンブル依存症の回避に繋がります。

・ギャンブル仲間や友人との交遊を断つ

 仲の良いギャンブル仲間や友人との交遊を断つのは辛いかもしれません。しかしギャンブルに誘われたりギャンブルの話しをするのは、ギャンブル依存症を引き起こす大きな原因です。

・欲しいものリストを作成する

 欲しいものリストを作成すると、それを手に入れるまで必死になってお金を貯めようとします。その結果お金を失う恐れのあるギャンブルに手を出しにくくなるため、ギャンブル依存症対策に効果的です。

・自己規制機能を活用する

 オンラインカジノなどで利用することができる自己規制機能はギャンブル依存症対策に効果的です。自己規制機能とは、ログイン回数やプレイ時間、最大入金額、入金回数などを制限する機能であり、大手のカジノの多くで利用できます。

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