2023年第1四半期の電気自動車(EV)米国市場における販売量を発表〜税控除補助金政策が寄与し、前年同期比79%増加〜

| バリュープレス
Counterpoint Technology Market Research Limitedのプレスリリース画像

カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチ (英文名: Counterpoint Technology Market Research 以下、カウンターポイント社)は、米国市場における乗用電気自動車*(EV)の販売は2023年第1四半期に前年同期比79%の成長を遂げたという調査結果を含むUSA Passenger Electric Vehicle Model Sales Trackerによる最新調査を発表致しました。

米国市場における乗用電気自動車*(EV)の販売は2023年第1四半期に前年同期比79%の成長を遂げました。第1位の中国市場は不動のままですが、この急成長の結果、米国はドイツ市場を追い抜き、世界第2位のEV市場となりました。バッテリー駆動のEV(BEV)は米国市場のEV乗用車販売全体の81%を占め、プラグインハイブリッドEV(PHEV)が残りを占めています。2023年第1四半期のTeslaの売上は、それに次ぐ自動車メーカー18社合計34車種を合わせた売上を超えるものとなりました。

EV米国市場動向に関して、カウンターポイント社リサーチアナリストAbhik Mukherjee氏は次の通り述べています。
「2023年第1四半期の米国の乗用車市場は前年同期比で販売が改善している。米国経済は、インフレ率の低下と消費者心理の改善を受けた回復の兆しがある。EVの販売は力強い成長をこの四半期に見せたものの、従来の乗用車の販売は横ばいである。理由の一つは、最大7,500米ドルのEV税控除政策により、EV販売牽引に需要な役割を果たした。現在のところ、Tesla、GM、Ford、Stellantis、Rivian、Volkswagenが販売する約20車種が控除の対象である。しかし、米国政府が課した厳格な基準のため、Hyundai、Nissan、BMW、Audi、Volvoは対象から除外されており、2023年の税控除政策の恩恵を受けていない。

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