肌トラブルを改善したい時はもちろん、美肌づくりに欠かせないのが、体を内側から変えていく「インナーケア」です。
特に意識したいのが「腸内環境を整えること」ですが、実は多くの人が知らない意外な落とし穴があります。
約3割の人が美肌のために腸活を行っている
腸活はいまや、体調管理や美容のスタンダードな手段となっているのです。
腸活に影響する落とし穴「悪玉菌」
継続意向も高く、美肌のために取り組む人も多い腸活ですが、その効果にも影響するような落とし穴が意外なところに存在します。それが口の中に潜む菌です。2019年に行われた研究では、「口の中の悪玉菌※1が飲み込まれて腸まで届き、定着していることが考えられ、口内の悪玉菌が腸内に到達し、腸内フローラに影響を与えている可能性がある」ことがわかっています。
このことは腸活実践者の約8割が知らず※2、美肌のために腸活に取り組んでいる人にとって、知らぬ間に腸内環境を乱してしまっている可能性のある盲点だといえます。
ところが、口の中の悪玉菌は「バイオフィルム」とも呼ばれる歯垢やプラークの中に潜んでいるため、通常の歯磨きだけでは十分にケアできません。
さらに、歯磨きやフロスでケアできる歯の表面積は、口腔全体の約25%に過ぎないとされています※3。
残り75%の歯磨きやフロスだけではケアできない部分に対処し、多くの悪玉菌にアプローチするためにも、歯磨きやフロスと併せて薬用マウスウォッシュを併用することが効果的です。