忙しい年末シーズンを元気に乗り切るためにオススメしたいのが、スパイスたっぷりの国民食・カレー。特に最近は、各地の特色ある“ご当地カレー”が人気を呼んでいる。
そこで、有識者協力のもと、全国のカレーを徹底調査。本文では、『週刊大衆』編集部が選定した、この冬に食べたい上位十傑を紹介。寒い冬をホットに乗り切ろう!
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「カレーのスパイスであるウコンなどには、血流を改善し、体を温める効果があり、免疫力向上や活力増強につながります。またカレーを食べると、脳の認知機能の向上が期待できるなどの報告もあり、生涯現役のために、一石何鳥もの効果があるんです」
と解説するのは、管理栄養士の望月理恵子氏だ。そんな健康食のカレーに、滋養満点の各地の食材が加われば、鬼に金棒だろう。
ランキング第10位に入ったのは、キノコ王国である群馬県の『白まいたけのホワイトカレー』。ご当地カレー専門店『カレーランド』(東京都)を営む猪俣早苗氏は言う。
「マイタケのシャキッとした歯触りと、深みのある香りが楽しめる、和風カレーです。貴重な白マイタケを使っているため、来年3月までの期間限定販売。ただし、売り切れ次第終了とのことで、この時季しか味わえない、レア商品です」
というごちそうカレーには、うれしい健康効果も。
「マイタケに含まれる“βグルカン”には、胃腸を整えて基礎代謝を向上させ、内臓脂肪を落とすのを助ける働きがあります。生活習慣病の予防になるので、中高年にオススメです」(前出の望月氏)
第9位は、愛知県の『台湾カレーミンチ』。激辛がウリの名古屋名物、台湾ラーメンをカレーにした逸品だ。カレー研究家のスパイシー丸山氏は、こう言う。
「オイスターソースや、八角などの中華スパイスを効かせた、辛口カレーです。