大河女優、朝ドラ女優という“冠言葉”があるように、芸能界には“NHKに愛される女優”が存在する。
■紅白歌合戦で司会
今でいえば、昨年大みそかの『第74回NHK紅白歌合戦』で2年連続の司会を務めた橋本環奈(24)と初司会に抜擢された浜辺美波(23)が、その代表格だろう。
「今回、視聴率がワーストを更新したとはいえ、『紅白』がNHKの看板番組であることに変わりはない。浜辺は昨年前期の朝ドラ『らんまん』でヒロインを演じたし、橋本は今年後期の朝ドラ『おむすび』に主演。司会の“対価”としては十分でしょう」(テレビ誌記者)
橋本は前年以上に落ち着いた進行を見せ、浜辺もそつのない仕切りが高く評価された。
「『紅白』でも橋本が浜辺に“みーちゃん”と呼びかける場面が何度もありましたが、あれで浜辺もだいぶ緊張がほぐれたのでは」
と指摘するのは、TV美女研究家の八木晶王氏。