”大正ロマン”といったら皆さんはどんな画家を思い浮かべますか?竹久夢二や高畠華宵などは、現代でもとても有名ですね。”大正ロマン”を感じるデザインは現代人でも心をときめかせてくれます。
今回紹介するのは、大正7年に刊行された「寿々(じゅじゅ)」という画集です。
この画集は、大正時代の画家・山内神斧(やまのうちしんぷ)による作品で、世界中から集めた100余りの玩具を紹介しているんです。大正ロマンの趣も感じさせてくれるレトロ感あるデザインテイストが素敵なんです。
ちなみに画集のタイトルになっている「寿々」とは、フランス語で「おもちゃ」を意味するjoujouから取られています。