育児中・更年期に直面した睡眠のリアルな悩み。野々村友紀子さんが「睡眠の質」を上げるために大切なこととは?

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育児中・更年期に直面した睡眠のリアルな悩み。野々村友紀子さんが「睡眠の質」を上げるために大切なこととは?

ブレインスリープが3月1日・2日に実施した「Will Conscious Marunouchi 2024 まるのうち保健室 ~私と向き合う時間~」のステージプログラムに、放送作家・コメンテーターの野々村友紀子さんと睡眠専門医の井坂奈央医師が登場。女性の睡眠に関するトークセッションが行なわれました。

■睡眠専門医「睡眠時間は削らない!取るべき時間という認識を」

同イベントは、、3月8日の国際女性デーと、3月15日の世界睡眠デーに向けて開催。トークセッションは、働く女性の象徴的存在として、野々村さん自身のこれまでのライフステージと睡眠の関連性を振り返りながら「女性の睡眠力の上げ方」を井坂先生と共にディスカッションしました。

日本人の平均睡眠時間は7時間22分というデータが出ていますが、野々村さんは「朝起きたらお弁当づくり、夜は子供が寝た後、せっかく一人の時間ができても、どうしても気になって細かい家事や雑務をしてしまい、7時間眠れたらいい方で、基本的には5~6時間の日が多い」と、睡眠時間は日々平均以下であることを告白。これに対して井坂医師は「一般的に睡眠時間は削ってしまいがちだが、(睡眠は)取らなければいけないものと認識してほしい」と睡眠を意識的に取ることの大切さを訴えました。

野々村さんは、芸人だった10代後半から20代は寝溜めができると信じ、寝不足でも元気だったそう。しかし、放送作家になった後は仕事量も増え、十分な睡眠時間が確保できず、辛い時期があったと振り返りました。

結婚後の妊活時期は、意識的に仕事を減らし、毎日同じ時間に起床して基礎体温の計測をするなど、一番眠れていた時期だったと語りいます。しかし出産後は一気に寝ることができず、疲労やストレスをぬぐいきれない日々が続きました。イライラが募ることで情緒不安定になり、夫が外食に行ったと聞くだけで、涙が溢れたこともあると打ち明けました。

40代後半に突入すると、突然、寝ようと思っても眠れなかったり、夜中に目が覚めたりすることが出てくるなど、更年期を意識し始める出来事が多くなった野々村さん。井坂医師は、「睡眠の質を上げるために、15時までに20分ほどの仮眠を取ったり、自身の睡眠を調べてみることなどが有効」とアドバイスしました。

(フォルサ)

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