東京・墨田区の「すみだ北斎美術館」で、特別展「北斎 グレートウェーブ・インパクト ―神奈川沖浪裏の誕生と軌跡―」が開催されます。
江戸時代に活躍した浮世絵師・葛飾北斎といえば、代表作のひとつ「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」が、日本のみならず世界的に知られていますが、同作品は2024年7月3日から発行される新千円札の裏面のデザインにも採用されています。
本展では、新紙幣採用を記念して、「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」がどのような背景で誕生したか、またその図柄がさまざまに利用された軌跡をたどり、海外で「グレートウェーブ」の通称で親しまれる影響、広がりを紹介。