日本には古来から神話や童話など様々な物語が存在し、時代の流れの中で改変や脚色を加えられながら受け継がれてきた。その内容は、突拍子のないものやおよそ現実の話とは思えないような妄想話まで実に様々だ。
今回は、そんな個性的な説話の一つである「異類婚姻譚(いるいこんいんたん)」をご紹介する。
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人魚を食べた娘は800歳まで生きた!?人魚伝説「八百比丘尼の物語」の始まりは若狭国から 共通点は”境目”!妖怪たちのいるところってどんな場所?見知らぬ間に出会ってるかも… 「異類婚姻譚」とは人間と異類の生物(主に動物だが、精霊などの場合もある)が婚姻関係を結ぶ物語の総称を「異類婚姻譚」と呼ぶ。
物語は、人間の女と異類の婚姻を描く「異類婿」と、人間の男と異類の婚姻を描く「異類女房」のいずれかの構成で語られることが多く、婚姻の破綻や、離別といった結末を迎える場合が多いが、めでたい物語も存在する。