太平洋戦争の激戦地、フィリピンにおける日本軍の足跡を辿った大場正行によるルポルタージュ、『マンゴーの木を探して 貨物屋のフィリピン激戦地慰霊紀行』が11月20日、ブイツーソリューションより発行、星雲社より発売される。
フィリピンには「ウータン・ナ・ロオブ」という言葉がある。ウータンというのは借金とか借りのことで、ロオブというのは「中」のことだが、ここでは「心の中・心情」を意味する。つまり「心の中での借り」という意味になる。
フィリピンの人たちは困った時に助けてくれた人やお世話になった人たちに「ウータン・ナ・ロオブ」があると言って、その恩を忘れないのだそうである。
私は今では延べ15年余りもフィリピンでの仕事に関わってきており、このように長きにわたり仕事ができたのはフィリピンの友人・知人、そして地元の企業と日系企業のおかげであり、その恩返しの意味でこの本を上梓することは、私なりの「ウータン・ナ・ロオブ」なのではと今では思っている。(「あとがき」より)
太平洋戦争の激戦地、フィリピンにおける日本軍の足跡を辿った大場正行によるルポルタージュ、『マンゴーの木を探して 貨物屋のフィリピン激戦地慰霊紀行』が11月20日、ブイツーソリューションより発行、星雲社より発売される。
本書は、フィリピン駐在歴15年に及ぶ著者が、現地をつぶさに調査しまとめあげたレポートとなっており、フィリピンにおける日本軍の行動、現地人との関わりや評価、そして戦後処理などを記している。
特に、日本軍の悪行として名高い「バターン死の行進」の真実について、土地勘のある者にしか描けない筆致により新たな視座を与えている。また、これまで不詳とされていた山下奉文大将、本間雅晴中将の終焉の地を比定するなど、学術的にも興味深い内容となっている。
著者の大場正行は1952年生まれ。日本通運(株)在職中にオランダ、フィリピンでの海外赴任を経験。同社退職後はタイの物流会社勤務を経て、2015年からフィリピンの物流会社に就き現在に至る。
本書は、そんな著者が友人からの要請に応え、太平洋戦争中のフィリピン・ルソン島で戦死した友人の親族の足跡をたどるところからスタートする。
『マンゴーの木を探して 貨物屋のフィリピン激戦地慰霊紀行』発売のお知らせ
2024.10.29 14:00
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