大都市化と犯罪
徳川家康が江戸で開府した17世紀初め、江戸の人口は十数万人だったと伝えられています。それが数十年で増加し、百万人規模の大都市に成長しました。パリやロンドンをしのぐ、当時世界最大の都市となったのです。
同時に増えたのが犯罪です。地方からの流入者が困窮し、犯罪が急増しました。江戸の町は窃盗、スリ、ひったくり、強盗、放火など、あらゆる犯罪が横行する都市でもありました。
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鬼平以上に恐ろしい?江戸時代、火付盗賊改方として活躍した横田松房の拷問地方では、徒党を組んで押し込み強盗を働く盗賊が横行しました。警察力が脆弱なため、元盗賊を雇って盗賊を撃退する村まであったといいます。
こうした有象無象のワルが跋扈する中で、頭角を現したのが浜島庄兵衛でした。