神奈川県在住の70代女性・Kさんが感謝を伝えたいのは、ある寒い日にガソリンスタンドで出会った老夫婦だ。
Kさんはその日、夫を亡くしてから初めて灯油を買おうとしていたのだが、機械の操作方法が分からなくて......。
<Kさんからのおたより>
2023年1月末のことです。私は灯油を10リットル買うために、ガソリンスタンドを訪れていました。
それまで灯油を購入するときは、夫が画面を見て、操作をしていました。
しかし夫が亡くなり、初めて1人で機械の前に立つと、どのように購入するのか、どこを押すかもわからないのです。
後ろには同じくらいの年代の夫婦が困っていると、後ろに並ばれたご夫婦が声をかけて下さりました。私と同じくらいの年代だと思います。
「何リットルいれるのですか」
そう聞かれて、夫が亡くなって初めて来て分からないのだと言ったところ、ご主人が「ここを押してね」「10リットルでいいのですか」などと一つ一つ説明しながらセットして下さったのです。
おかげで無事に灯油を買うことができましたし、その後も「車はあそこかな?」と運んで中までいれてくださり、「お金もここで精算できます」と教えていただいて、お金をいれるまで見守ってくださりました。その間、奥様も笑顔で付き添ってくださっていました。
寒い日でしたのに、優しく笑顔で助けてくださったお二人に、改めて感謝いたします。
私も困った方がいらしたらお声を掛けたいと思いました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。