創業70年の老舗印章店「鎌倉はんこ」は、2026年成人を迎える方々に向けて、一級印章彫刻技能士が手仕上げする特別な実印の提供を、2026年1月12日より開始します。鎌倉時代の「判始め」の伝統にちなみ、社会人としての決意を込めた“一生のお守り”として、一日5本限定・完全予約制で丁寧に彫り上げます。
限定品の鎌倉彫印鑑をご用意しております。
親から子へ。成人式に印鑑を贈る伝統文化
成人の節目に親から子へ、祖父母から孫へ実印を贈る伝統が再注目されています。名前には「幸せに生きてほしい」「強く優しい人に」という親の愛と願いが込められており、実印はその想いを形にした日本独自の美しい慣習です。
■鎌倉時代から続く「一人前の証」としての印章文化
日本における印章と成人の関係には古い歴史があります。鎌倉時代、武士の子が元服を迎える際、自らの花押(かおう=サイン)を持つことで一人前の大人として社会に認められるという重要な通過儀礼が行われていました。
印章を持つことは「自分の名前に責任を持つ覚悟」を表す成人の証として、日本文化に深く根付いてきた伝統です。
*鎌倉時代の歴史書『吾妻鏡』には、幕府の公式な事始めとして『吉書始め(きっしょはじめ)』という儀式が記されています。これは現代の『判始め』のルーツとも言える、厳粛な儀式でした。
■親から子への「名前の物語」ー愛情の結晶
実印に刻まれる名前は、親が子の誕生前から何度も呼びかけながら考え抜いた、愛と願いの結晶です。
「幸せに生きてほしい」「強く優しい人になってほしい」という言葉にできない想いが込められています。それは子育ての集大成であり、「ここまで無事に育ってくれた感謝」と「これからは自分の名前で堂々と生きてほしい」という親の深い愛情を形にした、日本独自の美しい慣習です。