今は姿を消した、食堂の思い出。
とっさの「声かけ」が、自分の命を救ってくれたのです。
<Aさん(埼玉県・20代女性) からのおたより>
私が3歳の時の話です。
私は一人っ子で、きょうだいがいません。
小さい頃は歩くのが遅かったし、喉に生まれつきの問題があって喋れませんでした。
母が会計しているうちに...年少で保育園に通っていた頃、幼い私と父母の3人で食堂に行きました。食事のあと、母が会計をしていた時のこと。
幼い私は自動ドアのほうへ行ってしまい、道路へ飛び出して車にひかれそうに......。
食堂のおばさんが母に、私が「(外に)出ちゃったよ」と伝えてくれたので、母が私を抱き上げて無事でした。
幼い子の道路への飛び出しは、よくありますよね......。
もしひかれていたら、私はけがをしていたか、死んでいたかもしれません。
もう食堂はなくなってしまいましたが、今でも覚えています。
私はもう、大人になりました。
あの時はごめんなさい。
本当にありがとうございました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。