第一生命保険は、京都府京田辺市で稼働した大型物流施設「ロジスクエア京田辺A」に対し、総額約148億円のエクイティ投資(持分投資)を実行した。同施設は、パナソニックグループが関西圏に分散していた9つの物流拠点を集約する戦略的中核拠点として活用される。物流業界で深刻化する「2024年問題」や施設老朽化といった課題に対し、機関投資家としてリスクマネーを供給することで、物流網の再編とBCP(事業継続計画)の強化を後押しする。
投資対象となった「ロジスクエア京田辺A」は、物流不動産開発大手のシーアールイー(CRE)が開発を手掛け、同社子会社のストラテジック・パートナーズがアセットマネジメントを行う不動産ファンドを通じて投資が実行された。第一生命は本ファンドの主要投資家として参画している。
施設の最大の強みはその立地にある。京都府南部の京田辺市に位置し、新名神高速道路、京奈和自動車道、第二京阪道路という3つの広域幹線道路のジャンクションやインターチェンジに近接する。人口集積地である大阪北摂エリアや京都中心部へのアクセスが良好なだけでなく、新名神の全線開通を見据えた関西全域、さらには中部・関東圏までを見据えた広域配送の要衝として、極めて高いポテンシャルを有している。
施設スペックも最新鋭だ。地上4階建て、延べ面積は約15.6万平方メートルに及ぶ。2階から4階へ大型車両が直接乗り入れ可能な計4基のランプウェイを備え、各階の両面にトラックバースを配置した。これにより、200台以上のトラックが同時に積み下ろし作業を行える設計となっており、荷捌きや積み替え作業の劇的な効率化を実現している。