アリサさんは10年前のその日、名古屋を訪れていた。
2人の幼い子供も一緒で、ベビーカーも持っている。
両手のふさがった彼女に声をかけたのは、大学生くらいの男性だった。
<アリサさんからのおたより>
2016年5月に2歳と0歳の子どもを連れて、夫の出張先である名古屋に行った時のことです。
当時はまだあまり地下鉄の駅にエレベーターが多くなく、駅のコンコースも細かい段差がたくさんありました。
旅先のため、どこにエレベーターがあるのかわからず、0歳の娘を抱っこし、2歳の息子の手を引いて、反対の手でベビーカーを担いで階段を下りていった時のことです。
子育てを応援してもらえたような突然、大学生と思われる男性が「持ちますね」といって、階段を下っていたわたしの右手からベビーカーを下ろし、自分の肩に担いで、颯爽と階段の下まで運んでくれました。
私たちが下りるまで待っていてくれたのでお礼を伝えたところ、「力になれてよかったです」と眩しい笑顔を見せて、さっと仲間の元へと帰っていきました。
階段を降りるのがとても辛かったので本当に助かりました。
仲間がいる時でも、恥ずかしがらずスマート人助けができる青年の心が素晴らしく、素敵なご両親に育てられたのだなと思いました。
息子もそんな素敵な青年になってほしいと思いました。
また、知らない人に助けてもらえたことで、子育てを応援してもらえたような気がして本当に嬉しかったです。
本当にありがとうございました。