「帰宅ラッシュの地下鉄で私と幼い息子に向けられる、冷たい視線。『もう少し』と耐えていたけど...」(栃木県・50代女性)

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「帰宅ラッシュの地下鉄で私と幼い息子に向けられる、冷たい視線。『もう少し』と耐えていたけど...」(栃木県・50代女性)

もう30年も前のことだけれど、忘れられない。

栃木県在住の50代女性・Fさんが感謝を伝えたいのは、東京の地下鉄で同じ車両に乗っていた外国人男性だ。

帰宅ラッシュで満員の中、Fさんの幼い息子が苦しがっていると......。

<Fさんからのおたより>

まだ長男が未就学児だった頃、東京に住む親友の新築祝いに呼ばれて出掛けました。新幹線は指定で座れたし、息子もおとなしい子だったので何事もなく東京駅に着いたのですが、乗り換えの地下鉄で肩身の狭い思いをしました。

ちょうど帰宅ラッシュの時間で(地元は田舎なのでそんなものはありません!)、沢山の疲れ果てたサラリーマンやOLの方と一緒に乗車することになり......。

たどたどしい日本語で...

私は子供連れの大荷物。お土産等も持っていたので、息子は足元に立たせていました。

転ばないように、私の足にしがみつく息子。しかし、彼は背が小さいので圧迫で呼吸が苦しくなり、上を向いて口をパクパクさせています。

「もう少しだから頑張って」という気持ちでなんとか乗りきろうとしましたが、サラリーマンの方々の睨みつけるような、冷たい視線が突き刺さるように感じられました。

そんな時に、たどたどしい日本語が聞こえました。

「ここに、子供がいます!皆さん、もう少し場所を空けてあげてください!」

外国の男性が、必死に身体を張って息子をかばってくれたのです。

本当に、すし詰め状態の満員電車の中で、地獄に仏という気持ちでした。

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