埼玉県在住の50代女性・Kさんが思い出すのは、数年前の夏のこと。
その年の夏休み、Kさんの小学校5年生の息子が一人で祖父母宅へ行くことになった。
初めての一人旅。新幹線に乗る前に、いろいろ確認していると......。
<Kさんからのおたより>
数年前の夏休みのことです。
私の実家のある静岡に行くことを考えていたのですが、なかなか家族のスケジュールが合わず、思い切って小学校5年生の息子1人での帰省を計画しました。
乗り物が好きな息子。いつかは一人で新幹線で静岡に帰省させてみたいと思っていました。
新幹線に乗る前に...東京駅から各駅停車のこだまで目的の駅へのひとり旅。
当時はまだ携帯電話を持たせていなかったので心配でしたが、降りる駅さえ間違えなければ、乗った車両のホームで祖父母が迎える事になっていたので大丈夫だろうと思いました。
東京駅のホームで新幹線を待っている間、何度も息子と降りる駅の確認をしたり、起こりうるかも知れない事態を想定したりして話していました。
すると、後ろで並んでいた中学生の息子さんと小学生くらいの娘さんお子さん2人を連れたお母様が「私達はその先の駅で降りるので見守ってますよ」と声をかけて下さいました。聞けばその方も息子さんを1人で帰省させてみたかったと。
息子は少し緊張していたので、疲れてうとうとして寝過ごすことを私は心配していました。もし寝てしまってたら起こしてくれる、何かあったら私達が見ると言っていただき、お言葉に甘える事にしました。
乗車時間も迫っていたので、よろしくお願いしますと送り出しました。