茨城県在住の60代女性・Iさんには、心に引っ掛かっていることがある。
それは昨年の夏に訪れた東京での出来事。
あるスターバックスで出会った親子と、交流する機会があったのだが......。
<Iさんからのおたより>
昨年の7月上旬ごろ、所用で東京に行った際、東京駅近くの新幹線が見えるスターバックスに寄りました。
隣の席にお母さんと小さな男の子が座っていました。お行儀のいい男の子で、新幹線や電車が通るたびに喜んでいました。
私にも2歳の電車好きの孫がいるので、思わず声をかけてしまいました。
親子は先に店を出て行って...やはり2歳だというその子は、持っていた電車の本を見せてくれて、「ドクターイエローだよ」「のぞみだよ」と教えてくれて、とても可愛いお子さんでした。
その親子はその後すぐにお店を出ましたが、私はほっこりした気持ちでしばらくそこにいました。
そして、そろそろ行かなくてはとカップを片付けていたら、小さな男の子が私を見てニコニコしているのです。
一瞬あの男の子かと思いましたが、お店を出てもう何分も経っているのだから、そんなはずはないと、そそくさとお店を出てしまいました。
でも駅の中を歩きながら、やっぱりあの男の子に似ている。きっとまた戻って来たんだ。私がまだいたからニコニコしてくれたのではないか、と思い始めました。
戻って確かめることもできず、ごめんなさいの気持ちでいっぱいになりました。
きっと嫌な気持ちにさせてしまったかもしれません。