― 熊本地震から10年 ―文化財防災センターが被災文化財の救援活動のためのクラウドファンディングを実施

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― 熊本地震から10年 ―文化財防災センターが被災文化財の救援活動のためのクラウドファンディングを実施

独立行政法人国立文化財機構 文化財防災センターと文化財活用センター(東京都台東区)は、被災地での文化財救援活動のためのクラウドファンディング「地域の宝をみんなで守る|文化財防災・救援プロジェクト2026」を、2026年4月16日(木)10時から開始します。

目標金額は500万円。集められたご寄附は、被災文化財の救援にかかる初動対応に使われます。

被災地の復興を推し進める上でも重要な、文化遺産の救出

日本は、地震、台風、豪雨など、自然災害が多発する国です。災害は人びとの尊い命や生活基盤を奪うだけでなく、地域の文化遺産にも深刻な被害をもたらします。

災害時には人命の救助やインフラ等の復旧が最優先になりますが、毎日拝んでいた仏像、みんなで担いだお神輿、伝えられてきた技術など、地域における人と人とのつながりの象徴である文化遺産を救出することは、被災地の復興を推し進める上でも非常に重要になります。

文化財防災センターは混乱する被災地での災害対応支援を行っています。現地での被害調査や文化財の救出活動、復興時のお手伝いまで、災害対応は多岐にわたります。

しかし、いつどこで起こるか予測できない災害に対して、迅速に支援を行うための資金は決して十分とは言えません。

そこで、緊急時に国や地方自治体の予算措置を待たず、素早く文化財救援活動に着手するため、当センターは基金を立ち上げ、皆さまからのご寄附を貴重な財源として活用しております。

昨年、文化財防災センターは設立後初めてのクラウドファンディングに挑戦し、広くご支援を呼びかけました。その結果、たくさんの方々から目標の500万円を大きく上回るご寄附をお寄せいただきました。

集まったご寄附のおかげで、昨年は能登半島で仏像の救出作業を実施することができました。
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