群馬県在住の30代女性・あおむしさんは、幼いころから母親に厳しく叱られてきた。
彼女が3歳のころの記憶も、空港で叱られているもので......。
<あおむしさんからのおたより>
まだ3歳だったころの思い出です。
母とふたり、母の実家がある九州に帰省しました。
母はとにかく厳しくて、私はいつも叱りつけられていました。
その時も、歩くのが遅いとか、余所見をしていたとか、そんなことで叱られ、空港のベンチに取り残されて小さくなっていました。
そうしたら、隣に素敵なおばさまが現れて、
「お母さん、あんなに怒らなくてもいいのにね」
と言ってくださったのです。
ほんの一瞬のことでしたが、なんだかすごく嬉しかったのを覚えています。
結局、大人になるまで、母からはずっと叱られっぱなしで、何かにつけて責められてきました。
母と上手くいかないことでずいぶん落ち込んだし、辛い思いもしたけれど、あの時のおばさまのように、たくさんの優しい人に救われて生きてこられたのだと思っています。
あなたの「やさしい思い出」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。