神奈川県在住の30代女性・しおさんには、命の恩人と呼ぶべき人たちがいる。
10年ほど前、腹痛に悩んでいたしおさんはある夜、救急車を呼んだのだが......。
<しおさんからのおたより>
2016年の9月ごろの話です。
腹痛で病院へ行き、婦人科、内科、どの病院でも原因がわからず2か月がすぎました。あまりの痛みに駅で座り込んだこともありました。
ある日の深夜、また腹痛がきてとうとう立ち上がれなくなり、救急車を呼んだのですが......。
「もう痛くありませんので」救急車に乗る頃には、腹痛が消えていました。
その時私は、「あいてる内科でいいです、もう痛くありませんので、なんか、すみません......」と救急隊の方へ言いました。
しかしその方は、
「女性の腹痛はとても怖いんですよ。少し遠くてもみてくれる婦人科にいきましょう!」
と言い、救急車で30分ほど離れた大学病院に向かい、到着したら、お礼も言えないままバタバタと病院内へ。
結局、子宮外妊娠で、卵管破裂でした。
「あと1時間遅ければ死んでました、よかった」とお医者さんに言われました。
あの救急隊の方には感謝しきれません。
後日、あの方々を探し出してお礼をすべきだった。お礼をしたかったのにしなかったことを今も悔やんでいます。
あなたの「やさしい思い出」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。