大型連休を前に、新たな環境で「周囲の空気」や「古い慣習」にモヤモヤを抱えている若者も多いのではないだろうか。そんなZ世代のリアルな価値観を浮き彫りにした興味深い調査結果が発表された。
アサヒ飲料株式会社が20代の男女1,000名を対象に実施した「若者の『NO』と言えることに関する意識調査」によると、なんと約9割(89.5%)が「いらないものにはNOと自分の意志で取捨選択できる人をかっこいい」と回答したのである。
彼らが「違和感を覚える、モヤモヤする」対象のトップ3は以下の通りだ。
1位:匿名の言いたい放題(78.5%)
2位:年齢による決めつけ(75.4%)
3位:性格診断で言い訳(74.9%)
1位の「匿名の言いたい放題」には、「自分だけ隠れた状態でマイナスな言葉を発信するのはずるい」といった極めて真っ当な意見が寄せられた。SNS全盛期において、顔の見えない無責任な攻撃への嫌悪感は強いようだ。また、3位の「性格診断で言い訳」についても、昨今流行りの診断結果を盾にして自己正当化する風潮に対する、冷静かつシビアな視点が見て取れる。協調性が高いと言われるZ世代だが、実は理不尽な同調圧力や不透明なコミュニケーションには、心のなかでしっかりと「NO」を突きつけているのだ。