アートコレクションハウス株式会社は、2026年8月28日(金)より東京、9月20日(日)より大阪にて、人気アニメの美術設定・背景美術を数多く手掛けてきた背景デザイナー・金平和茂氏(K,Kanehira)による「金平和茂 新作版画発表展2026」を開催します。
金平氏は、『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』『STEINS;GATE』『コードギアス 亡国のアキト』『七つの大罪』『銀河英雄伝説 Die Neue These』『SPY×FAMILY』など、日本を代表するアニメ作品で美術設定を担当してきました。
さらにゲームや小説の装画など幅広い分野で活動し、日本のビジュアルカルチャーを支えるクリエイターの一人としても活躍しています。
心に残るアニメの街並みや夕焼け、どこか懐かしい商店街、静かな夜空――。主人公たちが生きる“世界”そのものを描いてきた人物が、今度は自身だけの物語を一枚の版画作品として発表します。
新作版画の発表と貴重な手描き線原画を初公開
生成AIによって誰もが美しいイラストを作れる時代になりました。
しかし金平氏は今もなお、着彩前の工程をすべて方眼紙の上にシャープペンシルだけで描くという制作スタイルを貫いています。
一本一本積み重ねられた線は、デジタルでは再現できない空気感や温度、そして見る人それぞれの記憶を呼び起こします。
今回の展示では、その制作過程を物語る貴重な手描き線原画も特別公開。背景デザイナーならではの描写力を間近で見ることができます。
■アニメでは描けなかった“もう一つの世界”
アニメの背景は、あくまで物語を支える存在です。しかし版画作品では、その場所そのものが主役になります。代表作「天井の星、夜の桜」は昨年版画化されると好評のうちに完売。本展では、限定5枚のラージサイズ版として特別復活します。