中学校渋滞のせいで最後の遠足に遅刻確定の私。バスの中で泣いていると、運転手が(神奈川県・60代女性)

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中学校渋滞のせいで最後の遠足に遅刻確定の私。バスの中で泣いていると、運転手が(神奈川県・60代女性)

中学生の時に訪れた、不思議な出会い――。

神奈川県在住の60代女性・Mさんは「トトロのバス」に乗ったことがあると語る。

<Mさんからのおたより>

中学生の時に受けた親切を忘れられなくて、ありがとうを伝えたくて、投稿しました。

中学3年生の時、親が東京から神奈川県に引っ越し、私はバスを2回乗り継いで中学校に通うことになった。

ある日、お別れ遠足があり、行き先は上野動物園。中学生最後の思い出に友達とパンダちゃんを見る。そんなシチェーションに、ワクワクしていた。

でも、その日に限って、道は大渋滞......。1時間も早く家を出て来たのに、このままでは、集合場所まで、30分も遅刻。中学校から集合場所までは、徒歩30分もある辺鄙な場所。先生は「集合時間に遅れた人は先生と二人で学校に帰って、お弁当を食べる」って言ってたな。もう、この時点で泣いていた。

「運転手さんは、魔法使いだから」

そんな私に気づいた運転手さん。

「なんで、中学校前で降りないの?」

「遠足で集合場所は、バスの終点から歩いて30分で、もう間に合わないんです」と私。

その時、乗客は他に誰もいなかったと思う。

そして運転手さんが、「運転手さんは、魔法使いだから、願いを叶えてあげるよ。困ってる人を助けるのが仕事だからな」といって、集合場所までバスに乗せて行ってくれました。

到着したのはなんと、集合時間1分前、お礼を言って、飛び降りる私。近づいてくる先生たち。

「あなた途中から急に走ってたけど、何かに乗って来たの?」「先生、いやだ、私バスから降りたの見ませんでした?」「イヤイヤ、バスなんて見てないし、ここには走ってないし、バス停もないよ」

先生のこの言葉に愕然としました。親にこの日にことを言っても夢でも見たんでしょって、笑われて......。

でも、本当に私はバスに乗って、連れて来てもらった。人に言っても信じてもらえず、大人になってから、隣のトトロを見て、また愕然とした。

私はトトロのバスに乗せてもらったんじゃないかと。

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