[浜田ブリトニーのパネェっす!ギャル通信]

渋谷で流行の兆し"ネオギャル"はギャル文化の救世主か

 太めの眉、色の薄いカラコン、縁取りリップにキャットアイ、ハイウエストのパンツにゴツいアクセ。極めつけは、眉間を狭めてハイライトはガッツリと。ひたすら彫りの深さを演出するメイクに、ヘアスタイルも外国人風に色を抜き、その上、レインボーカラーを重ねるというーー。

 そんな“ネオギャル”と呼ばれる若者が生息していることを皆さんはご存知でしょうか!? しかもそのネオギャルの文化がなんと! 流行りだしてるというではないか!!!!! アタシはねぇ、ネオギャルの存在を知ったとき……ついにキタか!! って思ったんだよね。

ギャル文化の衰退の元凶は“白ギャル”

 自称20歳のアタシはさ、バブル系のジュリアナ姉ちゃんから、『Fine』とかで流行ったサーフガールが廃れてルーズソックスが巷に現れアムラーが増殖したときまで、ずっとギャル文化を追いかけてきたんだよね。

 でもさ、ここ2008年を過ぎた頃からギャル文化はもう崩壊してたってことに皆は気づいてた? メディアもさ、色んなジャンルのギャルをピックアップしたりスゴく頑張ってくれてたんだけどさ、アタシからすると2008年以降のギャルは、全然ギャルじゃないと思うんだよね〜。

 まず、順を追ってギャルの歴史をざっくり紹介するとさ、サーフガール、アムラー、コギャル、マンバ、ヤマンバ、ビビンバ、セレンバ、ガングロ、ゴングロ、キグルミン、この辺がギャルの最終形態であって、それ以降のギャル文化は確実に崩壊しちゃってるんだよね。

 それは何故かっていうと、行き着くところまでイっちゃったから。もうみんな限界まで肌の色は黒いし、マッキーまで使ってアイラインを書いたりしてたから、これ以上、盛ることが出来なくなっちゃったんだ。

 そんで、誰もがマンバの最終形態となったとき。現れたのが白ギャル! これがギャル文化の衰退の根源ってやつよ。マンバの中に現れた白ギャルは目立つこと目立つこと。そりゃそうだよね、だって周りが皆黒いんだからさ。そう! これがギャルの定義がズレた原因。ココまで黒を目指してたギャル文化に変化が表れ始めたってワケ! ギャルって定義が昔からあってね。。。

  1. 他の誰よりも目立ちたい
  2. 派手
  3. 外国人に憧れている
  4. 男受けは無視

 この中の「誰よりも目立ちたい」っていう定義に当てはまったのが白ギャル。そして、ここからが問題なんですよ。ギャル文化は崩壊寸前だというのに、マスコミやメディアは何でもかんでも「ギャル」として取り上げる。白ギャル、姉ギャル、ageha系、姫ギャル、渋原系、ナチュラルギャル……更に最近はアイドルみたいなギャルっていうドルギャル。。。いや、これはギャルじゃないだろw

 そもそも定義と外れすぎてるし、最近のギャルは男受け狙いすぎて赤文字系雑誌とファッションまで同じじゃないか! そりゃギャル雑誌も廃刊が続くわけだ! ギャル雑誌と赤文字系の雑誌に載ってる服が同じって。。。皆もどっからがギャルなの? ってたまに思ったりしない?

 で! ついに出たのがネオギャルね。ギャルの定義に全部当てはまってるじゃん!! ギャルといわれてしっくりくるし、ネオギャル文化はギャル文化の救世主だよ。

 ただね、アタシからするとまだまだ弱いんだよねネオギャルだと。今後またギャル文化を再生するには、このネオギャルからの進化系ギャルに期待! ネオギャルを超えるネオ・ネオギャルで街を埋め尽くせ~!

著者プロフィール

漫画家

浜田ブリトニー

千葉県出身。マンガ専門校「日本マンガ塾」を卒業後、『ビッグコミックスピリッツCasual』にてデビュー。ホームレスギャル漫画家として話題に。代表作は『パギャル』。現在では実業家としても幅広く活躍中。

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