矢口真里「ミヤネ屋」で"鉢合せ不倫"に触れず不満残る内容

 自宅での不倫現場を夫に押さえられて以降、芸能活動を休止している元モーニング娘。でタレントの矢口真里(31)が、23日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系/読売テレビ制作)で1年5か月ぶりにテレビ復帰した。

「矢口真里お帰りSP」と銘打たれたこの日の放送は、番組冒頭に楽屋からスタジオ入りする矢口の足元を中継するなど、“特番”らしい作りでスタート。司会の宮根誠司も今回の出演を「おめでたい場」と強調するなど、番組全体で“矢口真里擁護”を感じさせるものだった。

"鉢合わせ不倫"の事実は最後まで認めず

 一連の報道に対して矢口は、「離婚原因に関しては私がすべて悪い」としながらも、自宅での“鉢合わせ不倫”に関しては、「真実はお互いにしか分からない。詳細は言わないという約束で(元夫の)中村さんと離婚した。彼が約束を守ってくれているので、私が言うことはできない」と終始はぐらかせていた。

 また、謹慎中の生活については、「お母さんに買い物をしてもらっていた。とにかく考える時間がありすぎて精神的にも参って……。話し相手はお母さんだけ。自分の顔を見るのが嫌でテレビも見なかった」と語ったが、関係が継続中と報道される不倫相手・梅田賢三との仲については「お付き合いしている」と認めた。とはいえ番組中盤では、司会の宮根誠司が「世間の誰にも迷惑をかけていない」と独自のポジティブ論を披露するなど話題が脱線し、多くの視聴者からは不満が残る形になったのかもしれない。矢口真里の禊は期待外れに終わったと言えるだろう。

(文/阿蘭澄史)

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