今回は「都市伝説」の話をしたいと思う。あの伝説のおじさんが帰ってきた?という夢のある話だ。先日の日曜26日、京都競馬場で「菊花賞」が行われたが、前日からスポーツ紙等でちょっと話題になっていたことがあった。いわゆる大口投票があったのだ。
金曜日の前売でトーホウジャッカルという馬の単勝馬券(1着になれば当たり)を、なんと200万円も買った人がいたのだ。その影響で金曜の時点でトーホウジャッカルのオッズは「1・4倍」の断然人気となった。
主役ならともかく、トーホウジャッカルはあくまで伏兵の一頭と見られていただけに話題となったのである。言ってみれば、かつてのテレビ番組「クイズダービー」で、「はらたいらさんに全部」なら話はわかるが「篠沢教授に全部!」と賭ける奴がいたら本気なのか? と驚いてしまう気持ちと同じ。
今回の大口投票では、あの「ミラクルおじさん」を思い出した人もいるはずだ。11年前に世間を騒がせた伝説のおじさん。ミラクルおじさんは2003年の宝塚記念に、前日発売で「ヒシミラクル」の単勝を1200万円を購入し(!)、約2億円を手にしたのだ。
定説では「前日発売の日、ウインズ新橋に一人の中年男性があらわれ、安田記念の的中単勝馬券(130万円×9.4倍)と引き換えにヒシミラクルの単勝を1222万円分購入した。」となっている。この宝塚記念でのヒシミラクルは「6番人気、オッズは16.3倍」という伏兵だった。これが的中したので「16.3×1200万」で払戻金は2億円近くとなり、一躍「ミラクルおじさん」、「2億円おじさん」と呼ばれたのだった。
当時私はミラクルおじさんの正体を「2人のおじさん」に絞って主張していた。まずは「徳光和夫」説。徳光さんは1997年にウインズ新橋で馬券を買い、800万を大穴的中して話題となった過去があった。ミラクルおじさんもウインズ新橋で馬券を買っているし、徳光さんは大穴を狙いにいく予想で有名だ。「犯人像」がぴったり。
推理2人目は「笑福亭鶴瓶」説だ。というのはヒシミラクルの単勝に1200万円ぶち込まれた2003年6月28日夜に「FNS27時間テレビ」が放送された。フジテレビのお祭り番組である。ここで鶴瓶師匠はあの伝説のポロリ事件を起こしたのである。