沢尻エリカ「ファーストクラス」を地でいく女王様ぶりに周囲困惑

 主演ドラマ『ファーストクラス』(フジテレビ系)での“美しくも恐ろしき”悪女っぷりが話題の沢尻エリカ(28)。視聴率こそ、綾瀬はるか主演の『きょうは会社休みます。』(日テレ系)に及ばぬものの、ネット上では、

「沢尻エリカかわいすぎ」

「やっぱり演技力ある」

「会話がツボつぎる」

 という声が多く、マウンティング=格付けし合う女たちに、怖いもの見たさでハマる人が続出。撮影現場も和気藹々とした雰囲気で、ドラマ関係者からの評判も上々のようだ。

 だが、先日出演した『めざましテレビ』での爆弾発言に注目が集まっている。

「自分が“悪女だな”と思うことは?」

 という質問に対し、沢尻は、

「気に入らない子(共演者)を泣かせたことがある」

 と答えたのだ。そして、その共演者こそ紗栄子(27)ではないかと、10月30日発売の「女性セブン」が報じている。

「そこ邪魔!」ファッションショーの舞台裏で衝突

 同誌によると、いさかいが起きたのは沢尻がまだ10代の頃、アイドルとして紗栄子と共演していた番組。紗栄子が楽屋に入ってくると沢尻は、

「この部屋空気悪~い!誰かのせいだ!」

 と言って窓を開けたり、他の共演者にも紗栄子を無視するように仕向けたようだ。しかも、その理由が「男を取り合って」というから、『ファーストクラス』での泥試合にも負けぬマウンティングぶりだ。

「いい大人なんで、今はもうしません」

 と『めざましテレビ』で釈明した沢尻だが、たしかに過去のやんちゃぶりは有名だ。香椎由宇(27)、岩佐真悠子(27)、あびる優(28)、上野樹里(28)、中川翔子(29)らと結成した“沢尻会”の面々は夜の六本木で何度も目撃されているし、2010年に行われたファッションイベントでステージに向かう沢尻が、舞台裏で鉢合わせになった佐々木希(26)と木下優樹菜(26)に向かって「そこ邪魔!」とキツく言い放ったと報じられたこともあった。

「もう脱ぎたくない」ヌード回避が目的か

 その背景についてある芸能ライターは、

「当時、沢尻と仲の良いあびる優が、佐々木の親友である木下と男を巡ってモメにモメていたのが遠因です」

 というが、紗栄子の件しかり、女同士のマウンティングは最終的にやっぱり男が絡むということか。

 とはいえ、わだかまりは時間が解決した模様。『女性セブン』によると、紗栄子とはめでたく和解済み。また佐々木ともドラマで仲良く共演するなど、かつてのスキャンダラスなイメージはどこへやら、業界内では「すっかり丸くなった」と囁かれる沢尻エリカ。

 これには映画『ヘルター・スケルター』で好評だった大胆な濡れ場も関係しているようだ。

「次はもっと過激なヌード作品に出させようと関係者が画策しているが、当の沢尻は『もう脱ぎたくない』と消極的です」(週刊誌記者)

 あれほど嫌がっていたマスコミ対応を笑顔でこなすなど、以前とは別人のような“いい子キャラ”に変わったのは、ドラマやCMでバンバン稼ぐことでヌードを回避しようとしているからとも。ただ男性視聴者からすると、かつてのようなドラマ顔負けの悪女、エリカ様のお騒がせぶりが懐かしかったりして。

(取材・文/チロル蝶子) 

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