トンカツ発祥の地でメニューに載っていないカツカレーを食べよう!銀座「煉瓦亭」のカツカレー

| GOTRIP!
トンカツ発祥の地でメニューに載っていないカツカレーを食べよう!銀座「煉瓦亭」のカツカレー


東京、銀座。ファッショナブルなブティックやデパートそして高級クラブやバーがひしめくこの町に、今でこそ誰もが知るメニューであるトンカツを産み出した洋食の名店があることをご存知でしょうか。

かつて明治初期に横浜でスタートした日本のガス事業が横浜に遅れること2年後、1874年(明治7年)に東京の銀座通りには街灯として85基のガス灯が輝くようになります。そしてその地は今も銀座ガス灯通りと呼ばれています。

さらに銀座にガス灯の明かりがともるようになって21年後の1895年(明治28年)、その銀座ガス灯通りに1軒のフランス料理店が創業をはじめます。そのお店の名前は「煉瓦亭」。

実はこの「煉瓦亭」、本当の意味で日本の洋食の元祖といっても過言ではないお店です。なぜなら、現在のトンカツ、オムライス、カキフライ、エビフライ、ハヤシライスなど、誰もが知っているこれらの代表的な洋食メニューはすべてこのお店から産み出されたメニューなのです。

そんな発祥のお店には様々なメニューが存在し、いまでも私たちをとても楽しませてくれます。が、しかし、実はメニューに載っていないメニューもあります。その1つがカツカレー。

熱々でサクサクに仕上げられたカツに、丁寧に仕込まれたカレールゥ。スパイスと小麦粉をしっかりと炒められた香ばしい香りが鼻腔をくすぐります。

見た目は非常に家庭的とも言えるようなカレー。しかしながらひとくち食べると見た目のイメージとは裏腹の素晴らしい味わい。丁寧な仕事がされたルゥに加え、大きめの豚肉と玉葱がゴロゴロと入っており、家庭で作れるとは思えないほどのコクとウマミが口いっぱいに広がっていきます。

1895年と言えば、ちょうど日清戦争に勝利した日本がとてつもない勢いで成長していた年でした。今から120年くらい前に銀座にともった洋食の灯、当時の日本の人たちはこのカレーライスをどんな気持ちで食べていたのでしょうか。

ピックアップ PR 
ランキング
総合
カルチャー