第1回王者は「代々木体育館」…各界著名人が推す最も美しい建造物は?

”あの”イベントが帰ってくる!

【ツブヤ大学のちょこっと四方山話】

 近年、ニッチな分野にスポットライトが当たることも増えてきた。人気どころで言えば電車に始まり、ダムや坂、果てはマンホールまで。それらに加え、いま徐々に高まっているのが、「建築ブーム」だ。建造物のフォルムや構造などの美しさに心惹かれる人が多いのだとか。そんな“建造物”の魅力がギュっと詰まった、「『グッとくる建物』ナイト2nd」が、12月10日に開催される。今年8月にも開催され、大盛況だったイベントで、主催は斬新なイベントを仕掛けることで注目を集める「ツブヤ大学」だ。

「グッとくる建物」の定義とは? ファンならずとも心くすぐられるニッチな世界

 ファンのみならず、全く造詣が深くない人でも楽しめるのがニッチな分野の魅力。いち早く建築ブームに目をつけ、イベント開催に至った理由とは? ツブヤ大学統括プロデューサーの望月大作氏に聞いてみた。

「『グッとくる建物』ナイトの登壇者は、東京R不動産の代表・吉里裕也氏、空撮写真家の吉永陽一氏、建築史家の米山勇氏、そしてKADOKAWAメディアファクトリーBCの編集長・江守敦史氏を司会者に据え、各々が最も推す建物についてプレゼンを行い、批評、鑑賞し合うイベントです。
 今回は2回目の開催となりますが、1回目と同様、建築ファンでなくても楽しめるイベントになるはずです。前回は満場一致で『代々木体育館』がグッとくる建物に選ばれました。同じ建物が選ばれるということはないので、今回はよりこだわり濃く、興味深いウンチクが聞けるはず。僕もそこまで建物に詳しいわけではないのですが、知的好奇心が刺激される話ばかりでしたよ」

 2020年の東京オリンピック開催に向け、競技会場やスタジアムの建設予定が続々の東京。登壇者らはいったいどの建物をどんな観点からオススメするのか? また、これからの日本の建築はどう変化していくのか? 繰り広げられるトーク内容に期待が高まるところだ。

 登壇者の1人である建築史家の米山勇氏がイベントに対する意気込みを語ってくれた。 「仕事もセンスも全く異なる4人が、ひたすらグッとくる建物をオススメしあうという独断と偏見しかないイベントです(笑)。今回は、他人のオススメする建物に文句をつけられるという新システムが登場します。これにより、アツい議論が飛び交うこと、間違いなしです。全く予備知識のない方でも気軽に参加していただけると思いますよ」

 前回も大好評だった同イベントは、時間も延長、登壇者の熱量もさらに増してパワーアップ。建物が好きな人はもちろん、そうでない人も楽しめるイベントになりそうだ。

「グッとくる建物」ナイト2nd
【日時】12月10日(水)19時00分スタート(18:30 開場) 21時00分ごろ終了予定
※本編終了後、21時から22時までアフターパーティーと称して交流の時間を持つ予定です。
【会期】2014年9月29日(月)~2014年10月19日(日)
【参加費】本編のみ前売り 3000円(1ドリンク付)または本編+アフターパーティー前売り 4000円(1ドリンク付)、本編のみ当日券 3500円(1ドリンク付)、または本編+アフターパーティー当日券4500円(1ドリンク付)
※事前申込をされていない場合、アフターパーティーには参加いただけない場合がございます。予めご了承ください。
※アフターパーティーは別途1ドリンク+ちょっとしたおつまみ付きとなります。
【申込(事前申込制)】[前売り券]はPeatixでお申込みください。
「グッとくる建物」ナイト2nd
【定員】40名
【場所】ワーキングラウンジ EDITORY 神保町(神保町駅 A4出口より徒歩1分)東京都千代田区神田神保町2-12-3 安富ビル2F
ツブヤ大学とは?
NPO法人ツブヤ・ユニバーシティーが運営する企画。2010年1月25日より本格的に始動。開始当初よりUstreamなどネット配信を活用した企画を行っている。マンガやゲームなどのサブカルチャーを中心に、アイドルビジネスに迫るイベントや建築に関する企画まで尖った企画を多く行っている。
公式サイト/ツブヤ大学

(取材・文/DMMニュース編集部)

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