エリザベスカラーがチャーミングです。
久々の美術のお時間がやってまいりました。今回皆さんにお届けしますのは、20世紀中盤~21世紀現在に登場したコミック・ブックやSF映画のキャラクターたちが、16世紀の貴族や富裕層が着ていたお召し物に取って代わられたファッション・フォトグラフです。
これらの作品は、フランス人写真家のサシャ・ゴールドバーガーさんが生み出したマッシュ・アップで、パリにある「ゴ・パレ(Grand Palais)」というアート・ギャラリーにて個展で出展されたものなのです。
まずは、写真ギャラリーでそれぞれのコスチュームをチェックしてみてください。ルネッサーンス!
なぜかSMファッションみたいなクモ男
本当に感心してしまうのが、ゴールドバーガーさんはこれらの写真撮影のために、時代考証がされているであろう本格的な衣装デザインと、模様が織り込まれた生地などを使ってコスチュームを現実世界で縫製(を発注?)しているところ。
フォトショップでの加工などはなく、ちゃんとリアルに作られた衣装であり、キャラクターそっくりのモデルやヘアメイク、スタイリストなどを入れての制作だったのです。