対称的な2人のスプリンターの魅力に迫る!‐『弱虫ペダル』

| あにぶ
弱虫ペダル・鳴子章吉(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/弱虫ペダル製作委員会

10月より好評放送中の『 弱虫ペダル 』は、自転車に青春を燃やす男子高校生たちの物語。
これまで自転車競技とは無縁の生活を送っていた筆者ですが、アニメを観ることでほんの少し知識が身についたような気がしています。(気がするだけ)

この作品に触れるまで、選手それぞれにオールラウンダーやクライマーなどのタイプが存在することすら知りませんでしたが、近ごろ気になっているのが平坦コースで力を発揮するスプリンタータイプの選手。
そこで今回は、総北高校と箱根学園の中から2人のスプリンターに注目してみたいと思います。

■大阪出身の派手好き少年・鳴子章吉


主人公・坂道の友達である鳴子は、目立つことを信条としている総北の1年生スプリンター。

体重が軽い方が有利とされるクライマーとは違い、一般的に大柄でがっしりした体格の選手が多いスプリンターの中では、少々異質な存在である鳴子。その小柄な体格のせいもあってロードバイクに乗り始めた当初は結果を出せずにいましたが、諦めずに5年もの間努力し続けた鳴子は中学2年の時に見事初勝利を収めます。

鳴子の過去を知った時には、“速いのが一番派手で目立つから”という理由だけでこんなにも努力できるなんて……!と感動を覚えたものですが、「一度決めたら何が何でもやり通す!」という男の意地もあったのかもしれませんね。……カッコイイなあ。

■パワーバー常備の好青年・新開隼人


箱根学園最速の称号であるゼッケン4番を背負うエーススプリンター、新開。人当たりがよく誰に対しても好意的で、箱学の“精神的支柱”とも言われている新開は、いつも、何かを食べています。

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