北海道のカニが「値上がり」しそう! 食べに行くなら今のうち?

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札幌の市場に並ぶカニ(A is for Angieさん撮影、Flickrより)

[どさんこワイド - 札幌テレビ]2014年12月10日放送の道内ニュースでは、カニの輸入量や価格高騰についてが取り上げられました。

道内の港で見られるロシア船。北海道の観光に欠かせないカニが運び込まれる様子がみられます。

札幌の市場に並ぶカニ(A is for Angieさん撮影、Flickrより)

このロシア産のカニ。その輸入量が今後、減るであろうと懸念する声が聞かれています。

その理由は、日本とロシアの間で結ばれた『密漁・密輸出対策に関する協定』が12月10日発効されたためです。

以前から日本が輸入するカニに関して、ロシア側は「密漁されたものが含まれている」としていました。よって、協定が発効され、今後は、合法的に水揚げしたカニであることを裏付けるロシア政府の証明書がないと通関できなくなったため、輸入量が減ることが予想されます。

店で扱うカニのほとんどがロシア産という札幌のカニ専門店でも、この協定発効を見越した影響は今年(2014年)4月ごろから出はじめ、「仕入れ値が非常に高くなっている。12月20日すぎには、ロシア産タラバの価格はキロ1000円ほど上がる」と言い、師走の書き入れ時を前に、売値を上げざるを得ないそうです。

また、網走市のカニ料理が人気の旅館では、年間25トン消費されるカニのうち3割から4割を輸入に頼っていますが、今後は品薄になると見込んでいます。さらに活カニを扱うお店だけではなく、水産加工会社などでも輸入先を変更するなどの対応に追われているそうです。

さらなる品薄、価格高騰が予想されるカニ。12月9日には4隻のロシア船が入港した紋別港ですが、10日は1隻も入港していないということでした。

北海道の観光資源のなかでも代表格のカニですが、事実かなりの量を輸入に頼っていたのですね。複雑に感じます。(ライター:北海道saki)

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