福岡県警が公開中の「暴力団漫画」が相変わらず生々しい...「地元におれんごとするけんな」

| Jタウンネット

任侠映画やドラマ、コミックを観て「暴力団ってカッコいいかも...」と思ったことはないだろうか。コワモテで、権力にこびへつらわず、義理人情に厚く、弱い立場の人々を護ることすらある――ありがちな人物像だ。
しかし実際の暴力団員はそんなカッコイイものでは決してない。組織に納める上納金は重くのしかかり、組織の命令とあらば誰かを殺傷することも厭わない。

ヘタウマなイラストと地元言葉が生々しい

暴力団員である限り、平凡な幸せを享受できることは決してない――そのことが痛いほど分かる漫画「こんなはずじゃなかった・・・」が福岡県警察の公式サイトで読める。現在はパート1が公開されていて、2014年12月30日の朝日新聞デジタルによると2年間ほどで約27万件のアクセス数があったという。

「修羅の国」なんて、不名誉な異名を頂戴している福岡。中学校の卒業式や成人式では暴れる若者が多いことで知られるが、そうした非行少年が先輩の誘いを受けて暴力団の構成員になってしまうケースが多いようだ。パート1の主人公は、ふとしたきっかけから非行の道に走ってしまった少年。最初は優しく接してくれた先輩が実は暴力団員で、犯罪や薬物に手を染めるようになり、恋人や家族までも不幸の連鎖に巻き込んでいく......。

イラストの画力は決して高くない。しかし、グラデーションを一切使わないところが妙に生々しい。公開時にはネット上でも大きな話題になったので、読んだことがあるという方も多いだろう。

パート2は博多弁で組抜けを訴え

ところで、パート1は登場人物のセリフが全て標準語だった。あるいはそれが、地元から見るとリアリティに欠けるとの判断があったのだろうか。10月に公開された、現暴力団員に組抜けを勧めるパート2は博多弁になっている。
福岡の任侠の心を掴むための、制作サイドの判断だろうか。

こちらの主人公は現役の暴力団員。

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