【パリ スーパー襲撃事件】人質をかくまった青年の言葉に世界が賞賛

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2015年1月9日(金)に起きたパリ市内のスーパーで起きたイスラム過激派による襲撃事件。 4名の人質が犠牲となる、悲しい結果となりました。 そんななか、勇敢にも人質をかくまい人質15名の命を救ったアフリカ人青年がいました。

従業員のラッサナ・バシリーさん(24)

出典: lesechos

フランスのメディアによると、バリシーさんは「マリ出身のイスラム教徒」だそうです。

今回のテロ事件、バリシーさんにとっては同胞によるテロ行為です。
にも関わらず、ユダヤ人の客15名をスーパー内の大型倉庫に隠し、助けたのです。
※このスーパーはユダヤ食品専門スーパーマーケットでした。

テレビインタビューで彼が語ったこととは…

出典: youtube

バリシーさんは10日にBFMTVに出演し、以下のようにインタビューに答えました。

「私たちはみんな兄弟です。ユダヤ教徒なのか、キリスト教徒なのか、イスラム教徒なのかは問題じゃない。私たちはみんな運命をともにして、この危機から脱するためにお互い助け合わなければならないんです」

宗教は救いのひとつ。
宗教間で争うことがいかにおぞましく、無意味なことかという思いがつまっています。

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