[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2015年1月16日放送で「奈良で国内最大級の古墳発見」について取り上げていました。
奈良県明日香村で、方墳の一部とみられる石積みの遺構「小山田古墳」が見つかりました。
1辺はおよそ50m以上で、蘇我馬子の墓とされる石舞台古墳をを超える国内最大級の方墳だということです。
こちらは石舞台古墳(Tamago Moffleさん撮影、Flickrより)
埋葬されていたのは、大化の改新で殺された蘇我入鹿の父で蘇我馬子の息子にあたる蘇我蝦夷(そがのえみし)とも、大化の改新を行った天智天皇の父の舒明天皇(じょめいてんのう)とも考えられていますが、橿原考古学研究所では舒明天皇の可能性が高いとみています。
舒明天皇の古墳は奈良県桜井市の段ノ塚古墳とされていますが、日本書紀には最初別の場所に葬られた後に現在の段ノ塚古墳に移ったと記されていて、今回見つかった古墳が最初の墓の可能性が出てきました。
小山田古墳はそんなにすごい発見なの?高松塚古墳やイースター島などの発掘を手掛けた考古学者の京都橘大学の猪熊兼勝名誉教授は、「これは大変な発見」と語ります。
上記のような説の他にも、これはお墓ではなくて偉い人の家ではないかという仮説まであるそうです。
ちなみに古墳が発見されたときに行われるの現地説明会では、1日に3000人から5000人が来るという一大イベント。
過去には三角縁神獣鏡が出土した黒塚古墳に1日2万人がやって来たこともあるそうですよ。
なぜ現地説明会がそんなに人気があるのかというと、一度掘った古墳は保存のためにもう一度土に埋められるので、そのときしか見られないというプレミアがあるから。
また、掘った人が直接説明してくれるのも人気です。(ライター:ツカダ)