カナダで開かれた衝撃的な裁判がネット上で話題を呼んでいる。
原告は、ブリティッシュコロンビア州バーナビー出身のアリッサ・アフォーニナさんという女性だ。彼女は数年前に自動車事故に遭い、頭部を負傷した。幸い命は助かったものの、彼女はその怪我が原因で別人のように性格が変わってしまった。他人を思いやる感覚が欠落してしまい、あろうことかSM店の"女王様"として働き始めたという。
アリッサが一般の仕事に就けなくなってしまったのは事故のせいだと弁護士は主張。自動車事故を起こしたドライバーに150万ドル(およそ1億8000万円)の損害賠償を請求する事態に発展した。
2008年の8月頃、アリッサは家族と共に、彼女の母親のボーイフレンドだったピーター・ジャンソン氏の運転する車に乗っていた。しかし、高速道路を走行中に車は道を外れて衝突事故を起こす。アリッサ達は重傷を負い、すぐに病院に運ばれた。
無事に意識を取り戻したアリッサだったが、彼女の体には驚くべき異変が起こっていた。ひどく凶暴で攻撃的な性格になり、他人とうまくコミュニケーションを図ることができない体質になっていた。自動車事故の衝撃で負った脳の損傷が原因で、アリッサの人格は豹変してしまったのだ。
落ち着いて物事を考えることも出来なくなったアリッサは、学業も絶望的に。就職活動の道すら断たれてしまった彼女は、その攻撃性を活かして男性を折檻する"女王様"として働く道を選ばざるを得なかった。
「事故前のアリッサはとても明るくて優しい子でした。クラスでも上位2%に入るほど成績も優秀で、将来は映画監督か女優になりたいと夢を語っていたのに…。」と彼女の担任の教師は言葉を詰まらせている。
アリッサの弁護士は、事故当日、雨で路面が濡れていたにもかかわらずスピードを出し過ぎていたピーター氏の過失を追及。悪質な事故により彼女の未来を奪った責任として、被告のピーター氏に損害賠償を請求した。