ママタレ戦国時代の懐事情…“女王”菊池桃子の出演料は100万円

公式ホームページより

 2月3日発売の「女性自身」(光文社)に、ギャラのクラスで分けた「ママタレ&主婦タレ格付けリスト」が掲載された。

 ブログが普及したことにより、子育てを簡単に公開できるようになった芸能人。誰でも手軽に「ママタレ」になることができ、結果、飽和状態になって価格破壊が起こっているという。

 その中でも、格付けトップは菊池桃子(46)。離婚を経験し、自身もシェーグレン症候群でありながら長男と障害ある長女を一人で育ててきた、その波瀾万丈な人生に世間の興味も共感も高く、100万円払っても出演してほしいママタレクイーンらしい。

 菊池桃子に次ぐ最高ランクの「ママタレ」としては、榊原郁恵(55)、早見優(48)、堀ちえみ(47)など往年のアイドルたちが、50~60万円クラスとして格付けされている。また、北斗晶(47)や松嶋尚美(43)は、ギャラ的には低いものの、安定感抜群で人気が高い。

乱高下が激しいママタレ業界

 とはいえ、ママタレ業界は飽和状態。いくらでも替えが効くことから、ちょっとしたスキャンダルがきっかけで、大幅に評価を下げてしまうこともある。

 記憶に新しいのが、江角マキコ(48)の“落書き騒動”。この騒動で、江角はそれまで築いてきたママタレの地位が崩壊。また、瀬戸朝香(38)は、今年1月、ベビーカーのイベントで「全国のママを代表している気持ち」と言っただけで、「いきなりママ代表なの?」「夫がジャニーズなのに子供ネタの自粛なし?」と反感を買い、ママタレ株が大暴落した。

 江角のスキャンダルは擁護できかねるものだが、瀬戸の発言は母親として、タレントとして間違った発言ではない。それなのに反感を買うとは……ママタレは、言動ひとつとっても、かなり繊細なバランス感覚が必要とされているようだ。

ママタレはハイリスク・ハイリターン

 ママタレのポイントとは何だろうか? 芸能関係者に聞いてみた。

「まず、おしゃれや自分磨きをしていること。そして、母親として家事や育児をきちんとこなしていること。この2つを両立していなければ、ママタレとしてはNG。支持を得ることはできません。それができずに自らママタレを名乗ってしまったら、母親失格になってしまいますからね」

 ママタレか、母親失格か……この二択しかないとは、かなり厳しい世界だ。

「ママタレを支持しているのは主に主婦層。彼女たちは、スキャンダルに敏感です。ママタレとして有名になり、支持を得ていたとしても、たった1度のスキャンダルが致命傷となって、タレント生命の危機に陥ってしまうこともあります」(同関係者談)

 これだけ聞くと、ママタレは非常にリスクが高く、恐ろしいように思えてしまうが、こぞって女性タレントがママタレを目指すのには、それなりのうまみもあるからだ。

「ママタレの支持者はテレビの中心的視聴者・主婦層ですから、ママタレとして成功すれば、CM、バラエティ、それこそ昼帯の番組などの出演オファーなど、常に高い需要があります。さらにママタレは、主婦の顔、母親の顔、女の顔と、女性が人生で歩むシーンをすべて兼ね備えているため、母親なのにオシャレなママタレは、未婚女性の憧れとして支持を得ることも可能。うまくいけば、出産する前からついていたファンに加え、新たなファンを大きく取り込むこともでき、売り出し方も多方面に広げることができます。結果、知名度も収入も、大幅アップとなるわけです」(同前)

 ママタレとして、女性の憧れ、カリスマ的存在となれば、その後のタレント生命は約束されたようなもの。とはいえ、計算づくでそれが演じられているとすれば……男性にしてみればちょっとしたホラーではある。

(取材・文/タナカアツシ)

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